第三者評価の目的には、福祉サービスの質の向上と情報の公表によりサービスの選択に資するという2つの目的があります。
「利用者のニーズを的確に捉えた良質なサービスと権利擁護への配慮が高い事業所」という一般的で、なお絵にかいたモチのような、どこの事業所でも通じるような事業所の特徴ではなく、第三者の視点から強みを活かし、弱みを克服するような表現で、職員自らが「気づける」機会となるのが第三者評価プロセスです。
このプロセスで職員を動機づけ、事業所の特徴あるサービスを自覚し、利用者満足を向上させていくことが可能となります。
研究所では定期的に月2回評価調査員の研修を行っています。専門研修、分野別研修、コミュニケーション研修などをレベルに合わせて行うことで、第三者評価受審事業所の独自性を把握し、限られた経営資源を環境変化に適切に対応しながら利用者本位を実現しようとする取り組みや仕組みを評価していきます。決して順位付けや悪いところを指摘するようなものではありません。あくまでもサービスの質の向上を目的とし、パートナーとして第三者評価のプロセスを共に歩んでいきます。
就労、地域移行、三障害統合などへの取り組みや組織づくりの状況を把握、第三者評価によって公表することは、組織の透明性や利用者に対する想いの表すことでもあります。
この度、第三者評価の効果的受審方法についての説明会を開催しますのでご案内申し上げます。内容につきましては、福祉サービスの質を向上するために必要な“成功の鍵”となる自己評価や職員の動機づけ方法などを説明します。また、個別相談では個別の課題解決手段としての第三者評価受審方法など、契約から結果報告までのプロセスを細かく分け、その段階別の目的やその効果を紹介いたします。
保育所の場合は、子どもの生活環境の変化 (人と関わる経験の不足、生活リズムの乱れなど)や保護者の子育て環境の変化 (不安や悩みを抱える保護者の増加、養育力の低下など)を背景に、質の高い養護や教育の機能や子どもの保育とともに、保護者に対する支援を担う役割など保育所に期待される役割が深化・拡大してきています。
改定保育所保育指針の第1章をふまえて、保育所の理念・方針・目標を明確化し、そこに向かって組織の力を発揮するために、その保育所の強み・弱みの把握、質を高めるための仕組み作りが行われていると思います。
また、第4章における「保育の計画」の部分である保育課程の策定は(良し悪しはともかく)ほとんどのところで済んでいる状況で、これからは、それをどうやって評価していくのか、という事が今後の課題となってくるのではないでしょうか。
保育の内容等(保育士等の自己評価や保育所の自己評価)の自己評価は、自己の成長のために行うもので、既存の評価項目ごとに「できている」「できていない」を保育士に列挙させ、反省点を上げるだけのものではありません。子どのものために保育の内容等を評価することで保育士一人ひとりが“動機づけ”されなければ、自己評価は逆効果になってしまいます。
平成21年3月に厚生労働省から出された「保育所における自己評価ガイドライン」では、4か月に1度の自己評価と1年に1度の第三者評価を推奨しています。
この説明会は単なる評価制度の説明ではなく、福祉サービスの質の向上を図れる内容としています。第三者評価の受審有無に関係なく、サービスの質の向上を図るための研修と位置付けてご参加いただければと思います。
是非第三者評価の普及及び福祉サービスの質の向上を図るために、関係部署等にこの説明会の周知について特段の御配慮を賜りますよう何卒よろしくお願いいたします。
東京都福祉サービス
第三者評価を8月から10月までの間で受審される予定の事業者様に限り、
5事業所まで受審
費用を20万円で承ります。
お問い合わせなどはメールで info@cnsi.co.jpまでお願いします。
詳細は担当よりメールでお応えいたします。
今後ともよろしくお願いします。